10月はあなた自身の月です。戌(いぬ)の月は10月8日から11月6日までで、戌(いぬ)にとっては、エネルギーと明晰さが強まり、人目を引き、言葉に重みが出る時期です。戌(いぬ)は午(うま)、寅(とら)と、十二支のなかで気の合う三つ組を作ります。さらに火は土を育てるので、2026年はあなたにとって二重の恵みでした。友好的な仲間、安定した支え、忠義がやっと報われる実感です。暦が自分の干支を中心に回る月は、頑張りに見合うものを求め、ずっと心の中で練習してきたことを口にするのにいい機会です。ただ一つ、注意して見ておきたいのは、このあとに来る未(ひつじ)年です。
伝統的な暦では、毎日が十二支のどれかの動物に当てられていて、十二日ごとにひと巡りします。相性のいい日は、あなたの干支と調和する動物の日です。気をつけたい日は、あなたの干支の真向かいにいる動物の日、つまり衝突にあたる日です。
1月から2月初めに生まれた人は、その年の旧正月の日付を調べて、自分の干支を確かめてください。
一度決めたら、あなたはその気持ちを貫き、守ろうとする気質は身近な人にはっきり伝わっています。この月は、相手も同じように応えてくれます。率直な話にいい月です。望みがはっきりしているあなたに、周囲も耳を傾ける準備ができています。関係のなかで気がかりなことがあるなら、ひとりで頭の中で練習せずに、いま、早めに、はっきり伝えてください。
シングルの人は、友好的な年なので、共通の趣味や信頼できる友人を通した出会いが向いています。友人の紹介は真剣に受け止めましょう。誰が頼れる人かを見抜くあなたの直感は優れていて、この月はそれを邪魔するものがいつもより少なくなっています。
義務感と信頼性はあなたの持ち味で、それが報われる年なので、評価される順番がまわってきています。火は土を育てるので、努力が目に見えるようになります。昇進、感謝の言葉、より大きな仕事。自分の月である10月は、この時期のなかで、頑張りに見合うものを求めたり、人が頼りにする役割を引き受けたりするのにいちばんいいタイミングです。
誰かの近道や手抜きで、あなたの公平さの感覚が試されるかもしれませんが、怒るより、静かに毅然としているほうがうまくいきます。この月は、足場を固めることに使いましょう。始めたことを終え、同僚を育て、自分の知っていることを、ほかの人が追えるように書き残してください。
あなたは贅沢のためでなく安心のために貯めるタイプで、支えのある年は、その習慣が実を結びやすくなります。お金は、運よりも堅実な仕事を通して入ってきやすくなります。気前のよさも最高潮なので、罪悪感ではなく自分の意思で渡せるように、人にいくら出すかをあらかじめ決めておきましょう。
友人や家族の保証人になることには注意してください。戌(いぬ)の典型的な弱点です。安く見える借金でも、よく考えてからにしましょう。自分の月のうちに口座を落ち着いて見直しておくと、いい冬を迎える助けになります。
戌(いぬ)がいちばんエネルギーを消耗するのは、最悪の事態に身構えることです。悪いことを想定して備えるのですが、その分の負担は小さくありません。友好的な月は、その一部を手放してもいいという許しをくれます。あなたが取り込むニュースや心配を、笑えるものと釣り合わせましょう。友人、映画、とりとめのない話をする人との長い散歩。
助けを受け取ってください。みんなを見守っていることは、あなた自身が大丈夫だということではありません。この月は、順番を代わってくれる人がいます。
自分の月を、ずっと練習してきたことを言うために使いましょう。誰かの意図を決めつける前に、事実を確かめること。冬が来る前に、お金まわりを整えること。毎週、笑えることを何かすること。そして誰かに手伝ってもらうこと。
このあとの三か月は、戌(いぬ)にとって穏やかです。亥(いのしし)、子(ねずみ)、丑(うし)の月はどれも中立で、静かな前進と休息に向いています。2027年2月6日に未(ひつじ)年が明けると、戌(いぬ)とは「破」の関係になります。大きな危機ではなく、小さなつまずきが長引くのが特徴なので、この冬のうちに、お金、生活習慣、書類を整えておきましょう。
中国暦の月は太陽の動きに合わせて進み、西洋暦の毎月4日から8日ごろにある節気の日で切り替わります。そのため、このページの日付は西洋暦の区切りではなく、太陽の位置から求めたものです。あなたの干支は、その年、その月、その日の動物と、十二支のあいだに古くから伝わる関係(調和、衝突、害、破)で照らし合わせています。これは伝統的な占星術で、自分を見つめ直すきっかけや楽しみのためのものです。事実を言い当てる予言でも、健康、お金、法律についての助言でもありません。