2026年10月の中国式の運勢

中国暦は、西洋暦の月初めではなく、太陽の位置で決まる節気の日に月が替わります。そのため2026年10月は、二つの中国暦の月にまたがっています。10月の最初の1週間はまだ酉(とり)の月で、戌(いぬ)の月は、節気の寒露(かんろ)にあたる10月8日に始まり、11月6日まで続きます。このページでは、2026年2月17日に始まった丙午(ひのえうま)の年を背景に、戌(いぬ)の月の運勢を十二支すべてについて紹介します。

中国占星術では、年も月も日も、十二支のどれかの動物に割り当てられています。あなたの干支とその時々の動物との関係が、雰囲気を左右するという考え方です。相性のいい組み合わせもあれば、試される組み合わせも、ふつうの組み合わせもあります。戌(いぬ)の月は土の月で、冬の手前、秋のいちばん最後の時期にあたります。実りを集め、身のまわりを片づけ、貸し借りを精算する季節です。戌(いぬ)は忠義と正直さ、公平さを表す動物なので、家族や職場、お金まわりで、信頼や公平さにまつわる話が出やすくなります。

各干支のページでは、戌(いぬ)の月があなたの干支にどう働くかを、恋愛、仕事、お金、健康の見通しとともに説明しています。月のなかの相性のいい日と気をつけたい日、そして11月に続く流れも載せました。この月は、10月8日の寒露(かんろ)と10月23日の霜降(そうこう)という二つの節気で、前半と後半に分かれます。どちらも、中国北部で秋が深まり、冷え込んでいく様子を表した名前です。

10月をひと目で

干支 午(うま)年 戌(いぬ)の月
子(ねずみ) 衝突 ふつうの月
丑(うし) 害 ふつうの月
寅(とら) 三合 追い風の月
卯(うさぎ) 破 追い風の月
辰(たつ) 特別な関係なし 試される月
巳(へび) 特別な関係なし ふつうの月
午(うま) 自分の年 追い風の月
未(ひつじ) 六合 試される月
申(さる) 特別な関係なし ふつうの月
酉(とり) 特別な関係なし 試される月
戌(いぬ) 三合 自分の月
亥(いのしし) 特別な関係なし ふつうの月

あなたの干支を選ぶ

子(ねずみ) 衝突の年のなかの、ふつうの月です。10月は仕事を片づけて力を残し、自分の月である12月に備えましょう。 丑(うし) 丑(うし)にとってはふつうの月です。片づけと、こつこつ働いた成果の回収を進め、12月のいい知らせの前に、言いにくいことを早めに伝えましょう。 寅(とら) 秋のなかでいちばんいい月です。戌(いぬ)が午(うま)とともに三合を作ってくれるので、大胆に動き、そのあとでしっかり休みましょう。 卯(うさぎ) 戌(いぬ)は卯(うさぎ)の隠れた味方です。10月はあたたかく、安心できるやさしい月で、宙に浮いていたことを片づけるのに向いています。 辰(たつ) 戌(いぬ)は辰(たつ)の真向かいにいるので、10月は摩擦と、計画への異議が出やすい月です。12月には空気が明るくなります。 巳(へび) 火が二重に重なる年のなかの、ふつうの月です。仕事を終え、疑いを言葉にして、11月に試される前に頭を冷やしましょう。 午(うま) 落ち着かない自分の年のなかで、秋でいちばんいい月がいま来ました。10月の好意を生かし、余力は残しておきましょう。 未(ひつじ) やさしい年のなかの穏やかな試練です。10月は小さなつまずきを見込んで余裕を持ち、大事な話は11月までとっておきましょう。 申(さる) 秋は申(さる)の季節です。10月はふつうの月で、仕事を仕上げ、本音を先に話し、火の年の重圧を冷ましましょう。 酉(とり) 自分の月が終わったばかりで、戌(いぬ)が静かな摩擦をもたらします。口調に気をつけ、批判と同じ数だけやさしい言葉を口にしましょう。 戌(いぬ) 10月は戌(いぬ)自身の月です。力が強く、言葉が明快で、頑張りに見合うものを求めるのにいい時期です。 亥(いのしし) 穏やかな準備の月です。大切な人に時間をかけ、11月7日に自分の月が始まる前に、計画を整えておきましょう。

戌(いぬ)の月は各干支にどう働くか

今月、とくに追い風を受けるのは寅(とら)、午(うま)、卯(うさぎ)です。寅(とら)と午(うま)は、戌(いぬ)と「三合」という三つ組を作ります。卯(うさぎ)にとって戌(いぬ)は、隠れた味方にあたります。好意が集まり、決めごとがしやすく、無理をしなくても人が寄ってくる月になるでしょう。

戌(いぬ)にとっては自分の月です。気力も頭の冴えも強く、人目を引き、言葉に重みが出ます。これまでの頑張りに見合うものを求めるのに、ちょうどいい時期です。

戌(いぬ)の月に試されるのは三つの干支です。辰(たつ)は戌(いぬ)の真向かいにあたり、「衝突」と呼ばれるぶつかり合いに出会います。酉(とり)は「害」と呼ばれるもう少し静かな摩擦に、未(ひつじ)は「破」と呼ばれる小さなつまずきに出会います。どれも慌てる理由にはならず、忍耐を思い出す理由になります。

子(ねずみ)、丑(うし)、巳(へび)、申(さる)、亥(いのしし)にとっては、ふつうの月です。暦は助けも邪魔もしないので、どう運ぶかは自分の選び方しだいです。仕上げや片づけ、11月への準備にはちょうどいい時期です。

戌(いぬ)の月の空気

戌(いぬ)の月は、ものごとを締めくくって見直す月です。明るくてせわしなかった夏が過ぎ、丙午(ひのえうま)の年は秋に向けて速度を落とします。すると、この年の多くのテーマが見直しの対象になります。以前にした約束、宙に浮いたままのお金の話、率直に話し合う必要のある人間関係などです。戌(いぬ)はこけおどしには反応しません。約束を守り、思ったことを言い、始めたことを最後までやり遂げる人に報いる動物です。

火の年なので、短気はまだ出やすく、とくに午(うま)年からすでに圧を受けている干支は注意が要ります。子(ねずみ)、丑(うし)、卯(うさぎ)、そして自分の年を迎えている午(うま)です。疲れているときに書いたメッセージは、少し置いてから送りましょう。大きな発表は、暦が味方してくれる日まで待つのがおすすめです。

背景にある丙午(ひのえうま)の年

2026年は丙午(ひのえうま)の年です。2026年2月17日に始まり、旧正月の前日にあたる2027年2月5日に終わります。丙午(ひのえうま)は六十年に一度巡ってきて、気性の激しい年という評判がありますが、その多くは民間の言い伝えです。日本では、丙午(ひのえうま)生まれの女の子についての古い迷信から、1966年に子どもを持つのを避けた家庭が多く、出生数がおよそ4分の1も減りました。

現代の占星術家は、この年を速くて明るく、とくに四つの干支にとっては敏感な年だと説明します。午(うま)は自分の年を迎え、子(ねずみ)は午(うま)と衝突し、丑(うし)は害、卯(うさぎ)は破の関係で午(うま)とつながっています。寅(とら)、戌(いぬ)、未(ひつじ)は午(うま)の味方で、ほかの干支には特別な関係がありません。

自分の干支を確かめるには

自分がどの干支か迷ったときは、基準が1月1日ではなく旧正月だということを思い出してください。1月か2月初めに生まれた人は、とくに日付を確かめておくと確実です。生年月日から自分の干支を調べるには、中国十二支のページが便利です。

この運勢のつくり方

中国暦の月は太陽の動きに合わせて進み、西洋暦の毎月4日から8日ごろにある節気の日で切り替わります。そのため、このページの日付は西洋暦の区切りではなく、太陽の位置から求めたものです。あなたの干支は、その年、その月、その日の動物と、十二支のあいだに古くから伝わる関係(調和、衝突、害、破)で照らし合わせています。これは伝統的な占星術で、自分を見つめ直すきっかけや楽しみのためのものです。事実を言い当てる予言でも、健康、お金、法律についての助言でもありません。